4歳児でもバドミントンが「楽しい!」になる教え方。子供の4つのスイッチとは、

 小さい子がバドミントンすると、最初なかなかラケットに当たりませんよね。空振りしたり、ラリーが続かなかったり、小さい子がいきなりクラブに行っても、フットワーク練習だったり、うまく打てなくて楽しさがわからず、バドミントンが嫌いになってしまいそう。

 スポーツはもともと遊びです。やっぱり自分で「楽しい!」と思えないと練習に身が入りませんし、楽しくなければ自分から行動したくなる気持ち、自主性や向上心が育ちません。当クラブは3歳から通っていただけますが、その子供たちに「楽しい!」を伝えることはとても大切なことと考えています。

 そこで、春日アロウズでは「ヨコミネ式」を参考に練習をするようにしています。

 「ヨコミネ式」ご存知でしょうか、保育園・幼稚園の教育法で、4〜6歳の子供が逆立ち歩きや側転や跳び箱など、小さい子供ではとてもできないようなことを、自らチャレンジしようとする教育法で、最近ではフィギュアスケートの紀平梨花選手がそこの園児だったということで注目されています。私の子供もヨコミネ式の保育園だったので、その凄さを実感していました。

 参考にしているのは、ヨコミネ式の「子供をやる気にさせる4つのスイッチ」で、子供達が自分からやりたがる気持ちをまとめたシンプルなものですが、子供の本質をついたものです。

  1. 子供は競争したがる(一人ではやらないことも大勢ならやりたがる)
  2. 子供はまねをしたがる(できる子がいるとマネてできるように)
  3. 子供は認められたがる(甘やかすではなく一人前として扱う)
  4. 子供はちょっと難しいことをしたがる(子供は勝てない相手とは競争しない。ちょっと先の目標が必要。)

 この子供の4つのスイッチをバドミントン練習に応用しています。練習にゲーム性を取り入れて競争にしたり、もうちょっとで達成できる内容にしたり、声掛けやほめ方など日々の練習を少し工夫して、子供たちの達成感や成功体験を大切にするようにしています。

 さらに「ヨコミネ式」だけではなく、3歳〜小学校低学年くらいまでのちびっこ達には、ボールなども使い遊びの要素を取り入れ、バックハンドや足の使い方などバドミントンでは難しいと言われる技術を、遊びのような練習で自然に覚えられる工夫や、未就学児でもスムーズに覚えられる工夫など、春日アロウズの練習は「できた!が楽しい」「楽しく学びながら一生懸命スポーツに取り組める」そんな練習を目標にしています。

 この練習にすると、子供たちが楽しそうに練習に取り組んでくれて、集中力が続かないと言われている4歳のちびっこ達が、難しいフットワーク練習やバックハンドなど3時間みっちり練習して「楽しかったー!」とニコニコで帰っていったり、家でも練習するようになった子もいて、4歳でもあなどれない子供達のやる気と体力を日々感じています。春日アロウズの練習風景をご覧ください。4歳〜6歳のちびっこ達が頑張っています。

  もちろん、上級生たちは体力を使った難しい別メニューですが、彼らは言えばわかるので、ある程度打てればメニューをこなすこともでき、指導者として教えるのは難しくないんです。難しいのは、3歳〜小学校低学年や初心者で、集中力が続かなかったり、自分の打ち方に戻ってしまったり、球出しの人手が必要だったりします。

 そうなんです、初心者や小さな子供の指導で必要なのは、子供のことを理解している人の手なんです。なので春日アロウズでは、お時間のある時に親御様にパパコーチ・ママコーチとして練習をお手伝いしていただいています。他にも未就学児の親御様には、子供が不安がったりすることがあるので、付き添いをお願いしていますが、その時にもお手伝いしていただいています。皆様いつもありがとうございます。m(__)m

 この「パパコーチ・ママコーチ」が春日アロウズの特徴で、私はこの取り組みが子供の成長にとてもプラスになると考えています。子供にとって大好きなパパママと遊びのような練習を一緒にできて、パパママが一緒だと子供は認め(見留め)られたくて頑張っちゃいますし、認めたり褒められたりすると嬉しくて楽しくてさらに頑張っちゃいますよね。よそのパパママに褒められても、「大人」に褒められたことは、その子の大きな自信につながるはずです。

 これだけではなく、一緒に練習してるパパ・ママも楽しそうで、子供と一緒の遊びのようなバドミントン練習や、毎週日曜日には最後の30分、パパ・ママと遊べる自由時間にしていますが、ここがパパママへの「できるよ!」のアピールタイムになっていたりして、いつも見ててほのぼのしてしまいます。こうやって親が自分とたくさん遊んでくれた記憶は、その子にとってとても良い思い出になるのではないでしょうか。成功したトップアスリートの最初のコーチに「パパ・ママ」が多いのは、こんな理由なんだとおもいます。

 他にも、どこのクラブでも部活でも当たり前ですが初心者は後回しですよね、けれどそんなスポーツの常識を少しでも変えたくて、子ども達の「やった!できた!」を沢山おこせるように、親御様と一緒に教えていければと思っています。m(__)m

 春日アロウズでは、この「パパコーチ・ママコーチ」と「楽しく自分からやりたくなる練習」の2つの取り組みで、バドミントンの上達だけではなく、子供たちの「自主性」「向上心」「自尊心」などの成長を目標に活動しています。

 もちろん、このお手伝いは義務ではなく、親御様のできる時・お時間がある時だけでお願いしています。小学生のお子様は預けてる方もいらっしゃいますので、入会をご検討いただいている方ご安心ください。m(__)m

 春日アロウズの基本理念は「スポーツで子育て」です。合言葉は「がんばれ!こどもたち!」そんな思いに賛同していただける方の参加お待ちしています。

春日アロウズ 代表 林田